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原將人監督作品

映画の起源を探る風景映画

原將人監督は、高校在学中に制作した16ミリ映画『おかしさに彩られた悲しみのバラード』でデビューを果たし、『東京戦争戦後秘話』(大島渚監督)の脚本執筆や風景映画の傑作『初国知所之天皇』の制作、フィルムの特性を活かしたライブ上映など、唯一無二の活動を続けている映画作家です。1997年には『20世紀ノスタルジア』で商業映画に進出し、2015年には複数のメディアをハイブリッドさせた『あなたにゐてほしい Soar』を発表。映画とは何かを追究するその姿勢は後進の作家たちに多くの影響を与えてきました。イメージライブラリーでは、原監督の代表作である『初国知所之天皇』『MI・TA・RI !』『百代の過客』をそれぞれ複数のバージョンでコレクションしています。

初国知所之天皇

監督/ 原 將人
1973年、当時23歳だった原將人が『古事記』と『日本書紀』を題材として制作した作品。8ミリフィルムカメラを携えた原が、北海道、大和、出雲、高千穂など日本各所を巡る旅の中で「映画の起源」を探し求める。

百代の過客

監督/ 原 將人
松尾芭蕉の『奥野細道』を題材とするロードムービー。1993年の夏、原は別居していた14歳の息子と東北への旅に出る。二人は旅の目的に大きな齟齬を抱えつつも、カメラを回し、俳句を詠み、音楽を奏でながら進んでいく。

MI・TA・RI !

監督/ 原 將人
京都に移り住んだ原將人が、家族の日常をベースにして制作した作品。国旗国歌法が制定された1999年、原はパートナーの真織と生まれて間もない息子・鼓卯(こぼう)を連れて、日本のアイデンティティを探す旅に出る。