エレニの旅
Trilogy:The Weeping Meadow ／ Trilogia: To livadi pou dakryzei
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時は1919年。ロシア革命によってオデッサを追われ、難民となったギリシャ人の一団がいた。一段のリーダー・スピロスとその家族、そして彼らに拾われた孤児の少女エレニは国境沿いを東へ進み、やがて川のほとりの土地にニューオデッサ村をつくり、そこで暮らすようになった。オデッサを脱出してから10年が経ち、成長したエレニはスピロスの息子アレクシスとの間に子を授かる。しかし彼女はスピロスの怒りを恐れ、彼の妻ダナエの協力を得て密かに出産を行い、生まれた双子の子どもを裕福な商人夫妻に養子に出すのだった。そしてまた時が経ち、もともと病弱だったダナエが亡くなると、妻を失ったスピロスはエレニを娶ろうとするのだが……。 テオ・アンゲロプロス監督が、ひとりの女性の悲劇を通して現代ギリシャ史を描き出した映像叙事詩。アンゲロプロス監督は当初、三部構成の映画を構想していたが、内容が膨み長大なものとなってきたため、それぞれ独立した作品として三部作を制作する方針に変更。本作はその第1作目である。2004年ヨーロッパ映画祭・国際映画批評家連盟賞を受賞。
作品キーワード：難民，女性，長回し，水没した町，内戦，花嫁，旅芸人，アメリカ
Staff
テオ・アンゲロプロス/Theo Angelopoulos 監督/Director
テオ・アンゲロプロス/Theo Angelopoulos 製作/Producer
テオ・アンゲロプロス/Theo Angelopoulos 脚本/Screenplay
フィービー・エコノモプロス/Phoebe Economopoulos 製作/Producer
アメディオ・パガーニ/Amedeo Pagani 製作/Producer
トニーノ・グエッラ/Tonino Guerra 脚本/Screenplay
ペトロス・マルカリス/Petros Markaris 脚本/Screenplay
ジョルジオ・シルヴァーニ/Giorgio Silvagni 脚本/Screenplay
アンドレアス・シナノス/Andreas Sinanos 撮影/Cinematography
ヨルゴス・パッツァス/Yorgos Patsas 美術/Art Direction
コスタス・ディミトリアディス/Costas Dimitriadis 美術/Art Direction
エレニ・カラインドルー/Eleni Karaindrou 音楽/Music
Cast
アレクサンドラ・アイディニ/Alexandra Aidini 出演/CAST
ニコス・プルサディニス/Nikos Poursadinis 出演/CAST
ヴァシリス・コロヴォス/Vassillis Kolovos 出演/CAST
ヨルゴス・アルメニス/Giorgos Armenis 出演/CAST
エヴァ・コタマニドゥ/Eva Kotamanidou 出演/CAST
ミハリス・ヤナトゥス/Michael Yannatos 出演/CAST
トゥーラ・スタトプロウ/Toula Stathopoulou 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE
