カンバセーション 盗聴
The Conversation / The Conversation
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好奇心を捨てて仕事をこなすのがポリシーであるプロの盗聴屋ハリーは、依頼を受けてある若い男女の会話をテープに録音した。その録音テープを渡すために依頼主のオフィスを訪れたハリーだったが、依頼主の専務が不在だったためテープを持ち帰ろうとする。ところが専務秘書からテープを渡すよう脅迫され、疑念を抱いた彼は、持ち帰った録音テープを再生してしまう。するとそこには殺人を示唆する言葉が録音されていた…。 『ゴッドファーザー』の成功で資金を得たコッポラが、自身の脚本で現代の恐怖を描いたサスペンス。脚本が書き始められたのは『大人になれば…』公開直後の1966年、第一稿は1969年に完成している。1973年のウォーターゲート事件(民主党本部に盗聴器が仕掛けられた事件で、ニクソン大統領再選委員会が関与していたためニクソンが辞任に追い込まれた)よりも早く、コッポラが盗聴という現代的テーマに目を向けていたことが分かる。当時の大げさな盗聴器は現在から見れば笑いの種かもしれないが、望遠レンズでマイクを照準させ雑踏の中の男女の会話を録音する冒頭シーンや、録音テープを解析していくシーンはスリルに満ち溢れている。そういったサスペンスの要素とともに、自らのプライベートは決して明かさずトラウマを抱えた主人公の心情や、録音テープに吹き込まれ繰り返し再生される恋人たちの他愛のない会話や歌声が、作品に情緒的な雰囲気をもたらしている。 カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。
作品キーワード:不倫,サックス,懺悔,殺人,ホテル,トイレ,血,新聞記事,マリア像
Staff
フランシス・フォード・コッポラ/Francis Ford Coppola 監督/Director
フランシス・フォード・コッポラ/Francis Ford Coppola 製作/Producer
フランシス・フォード・コッポラ/Francis Ford Coppola 脚本/Screenplay
フレッド・ルース/Fred Roos 製作/Producer
モナ・スカジャー/Mona Skager 総指揮/Executive Producer
ビル・バトラー(1)/Bill Butler 撮影/Cinematography
ウォルター・マーチ/Walter Murch 編集/Film Editing
デビッド・シャイア/David Shire 音楽/Music
Cast
ジーン・ハックマン/Gene Hackman 出演/CAST
ジョン・カザール/John Cazale 出演/CAST
アレン・ガーフィールド/Allen Garfield 出演/CAST
ハリソン・フォード/Harrison Ford 出演/CAST
テリー・ガー/Teri Garr 出演/CAST
ロバート・デュバル/Robert Duvall 出演/CAST
フレデリック・フォレスト/Frederic Forrest 出演/CAST
シンディ・ウィリアムス/Cindy Williams 出演/CAST
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