世界人権宣言

The Universal Declaration of Human Rights

ジャンル Genre

アニメーション/Animation，CG・VFX

製作国 Country

アメリカ/U.S.A.

公開年 Release Date

1988

作品分数 Runtime

21 MIN

カラー Color

Color

概要 Additional Information

第二次世界大戦への反省に基づき、1948年12月10日にパリの国際連合総会で採択された「世界人権宣言」は、全ての人民と国とが達成すべき人権についての基準を定めたもので、世界中に人権意識の高揚を促して大きな影響を及ぼした。本作は1988年に採択40周年を記念して制作されたアニメーション作品である。制作には世界14カ国、一流のアニメーション作家40人が集結。30カ条から構成されている世界人権宣言を1カ条ずつ分かりやすく説明していく。日本語版である本作のナレーションは、詩人・谷川俊太郎と大学教授の監修の下、宣言の原文を子どもたちが「普段着の話しことば」に翻訳したものである。「第1条　みんな自由だ、平等だ」はデビッド・ダニエルス、「第2条　差別はいやだ」はチャバ・ヴァルガ・スタジオ、「第3条　安心して暮らす」はカレン・アクア、「第4条　奴隷はいやだ」はマイケル・サリヴァン、ピーター・ウォラック・エンタープライズ、「第5条　拷問はやめろ」はアノニマス、「第6条　みんな人権の持ち主」はKARI DAEHLIN、ERIK GULLERUD、「第7条　法律は平等だ」はラストコ・チリッチ、「第8条　裁判だってあるぞ」はマイク・ロイ、「第9条　逮捕の前にやることがある」はマイケル・オルーク、ルイス・ポール、ジョージ・グリフィン、「第10条　裁判は平等に」はツイン・アート、ROB NIOSI、アンドレア・ミラー、「第11条　君は無罪だ」はジョージ・グリフィン、ビル・プリンプトン、「第12条　ないしょの話」はブラザーズ・クエイ、「第13条　どこでも住める」はニコル・ヴァン・ゲーテム、ルディ・レンソン、「第14条　逃げるのも権利のうち」はボリス・コラール、「第15条　国籍」はKINE AUNE、QIVIND S. JORRALD、ODET NIKGOL、「第16条　二人で生きる」はフェイス・ハブリーとその娘エミリー・ハブリー、マシー・ペイジ、ノーマン・ロジェ、パスカル・ブレ・スタジオ、「第17条　財産をもつ」はズラトコ・パブリニッチ、「第18条　思うのは自由」はアビ・フェイホ、「第19条　言いたいことはいっぱいある」は木下蓮三、スタジオ・ロータス、「第20条　みんな集れ」はチャバ・バルガ・スタジオ、BILL JARCHO、「第21条　選ぶのは君だ」はチャバ・ヴァルガ・スタジオ、ニコラ・マイダック、アンテ・ザニノヴィチ、「第22条　人間らしく生きる」はモーリン・セルウッド、「第23条　大事な仕事」はチャバ・ヴァルガ・スタジオ、ペトラ・ドルマン、リビー・シュメルツァー、「第24条　大事な休み」はVINCENZO GIOANOLA、ジョアンナ・プリーストリー、「第25条　毎日の暮らし」はサラ・ヴィンセント、ヴェロニク・スティーノ、「第26条　勉強したい」はジェーン・アーロン、アノニマス、ハワード・ベッカーマン、クレイグ・バートレット、「第27条　楽しい暮らし」は木下蓮三、「第28条　この宣言がめざす社会」はダン・マクラフリン、「第29条　権利が制限される時」はジョーン・グラッツ、スティーブン・R・ジョンソン、デビッド・アーリック、「第30条　ほかの人の人権」はALAIN SACE、そしてタイトル・アニメーションは木下蓮三が担当している。

作品キーワード：粘土アニメーション，クレイ・アニメーション，人形アニメーション，パペット・アニメーション，立体アニメーション，ストップモーション

スタッフ Staff