ヨハンナ・スピリ原作の児童文学『ハイジ』のアニメ化作品。1974年1月6日より放送が開始され同年12月29日（全52話）に終了した。ファンタジーやヒーローものといったテレビアニメが普通だった当時としては、画期的といえる海外へのロケハンによる徹底した写実描写が追求された。アルプスのアルムに住む祖父の元に預けられた少女ハイジの成長と、周囲の人々との交流を描く。 第11話のストーリー：アルムの山では激しい吹雪が何日も荒れていた。それでも、ハイジは動物たちにえさを与えたり、ペーターと遊んだりして楽しく過ごしていた。雪の晴れたある日、獲物を追ってやってきた猟師たちが、おじいさんが止めるのを聞かずに山の奥深くへ入っていった。案の定吹雪がやってきて、ハイジの心配を見かねたおじいさんは猟師たちを助けに向う。