影絵を使ったアニメーション作家ロッテ・ライニガーが、『ドリトル先生』をモチーフに制作したアニメーション作品。 作品の巻頭のクレジットで、本作は切り絵を1コマずつ撮影した架空の物語であると述べ、さらに生き生きした動きを見せ場として制作していることがわかる。ライニガーは初期の作品の中でも動物の動きの描写にこだわったことがうかがえる。 『ドリトル先生アフリカ行き』で、船に乗ったドリトル先生の一行は難破して島に上陸し、原住民に捕らえられ、檻に閉じ込められてしまう。逃げ出したドリトル先生たちは原住民に追いかけられるが、サルが連なって谷に橋を架けて、一行を助けた。そして先生はサルの病気の治療を始めた。

作品キーワード：影絵アニメーション，切り紙アニメーション