Breath No.4/A Talk
Breath No.4/A Talk / Breath No.4/A Talk
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ビデオシンセサイザーによってひとの輪郭線がリアルタイムで抽出された映像が、スクリーンに映し出されている。その輪郭線は二重にかさね合わせられており、一方は0.3秒遅れて表示されるように設定されている。従って、その人物が動くと、一方の輪郭線がもう一方の輪郭線から僅かに遅れて、追いかけるように動くことになる。人物の動作が大きいときには二本の線の間隔も大きく開き、人物が静止している時は二本の線はぴったりと重なっている。作者の山本圭吾は、こうした二本の線の動きによって、「目に見えにくい「内面的な呼吸」や、「心理的な間」の充実をねらっている」と述べている(展覧会カタログ『初期ビデオアート再考』、2006年、p.26)。なお、映像がビデオシンセサイザーでつくられていることに合わせて、音楽もシンセサイザーによる電子的な質感の音で構成されている。
作品キーワード:ビデオアート
Staff
山本 圭吾/Keigo Yamamoto 監督/Director
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