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利用状況

ラプス・コミュニケーション

ラプス・コミュニケーション

Lapse Communication / Rapusu komyunikeshon

ジャンル

Genre

映像作品/Visual Arts
製作国

Country

日本/Japan
公開年

Release Date

1972 (※)
作品分数

Runtime

16 MIN
カラー

Color

Color
オリジナル音声

Language

セリフなし/No Dialogue
概要

Additional
Information

本作は、美術家の小林はくどうが「人間はビデオによって賢くなれるか」という関心から制作した観客参加型の作品である。最初に、参加者のひとりがビデオカメラの前で動作をする。次に、それを記録したビデオを二人目の参加者に見てもらい、ビデオカメラの前で、記憶を頼りに同じ動作を再現してもらう。そしてその動作を記録したビデオを三人目の参加者に見てもらい……というように、ビデオを用いた「伝言ゲーム」の要領で、動作の録画と再生、再現を繰り返していくのである。小林によれば、この試みの背景には、「何度ダビングしても情報は変わらない」ビデオと「人間は同じメディアになりえるのか」という問題意識があるという(展覧会カタログ『初期ビデオアート再考』、2006年、p.30)。

作品キーワード:ビデオアート,複製

スタッフ

Staff

小林 はくどう/Hakudo Kobayashi 監督/Director

注記(※)
  • 1980年再制作