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最後の人(クリティカル・エディション)

最後の人(クリティカル・エディション)

The Last Man(Critical Edition) / Der letzte Mann

ジャンル

Genre

外国映画/Foreign Film
製作国

Country

ドイツ/Germany
公開年

Release Date

1924
作品分数

Runtime

90 MIN
カラー

Color

B&W
オリジナル音声

Language

サイレント/Silent
概要

Additional
Information

ベルリンの豪華ホテルのドアマンをしている男が、支配人からトイレの掃除人への格下げを申し渡される。しかしそれに耐えられない彼は、ドアマンの制服を盗みだし隣近所の人々には依然栄誉あるドアマンであると見せていたが…。 演技はカットもフェードも細かい脚本もなく続けられ、携帯可能となって自由に動き回るカメラが演技を補う役割を果たしており、字幕は全編を通してたった一度しか入らない。また、光と影を大胆に使った表現主義的な映像、さらにヤニングスの演技と悲劇を指向する物語とあいまって、重厚な後味を残す作品となっている。アメリカでの公開を想定し、ハッピーエンドが付け加えられた。 「最後の人」には、ドイツ向けのネガ、一般輸出用のネガ、そしてアメリカ向けのネガという3種の異なるカメラ・ネガがある。本編は、不完全な形でしか残されていないドイツ向けのネガに、ベルリンのブンデスアルヒーフ=フィルムアルヒーフ所有のオリジナル・ネガ、1936年にドイツで作られたニューヨーク近代美術館所有のコピー、F・W・ムルナウ財団所有のなくなったドイツ版コピーの複写プリントの断片、ローザンヌのシネマ・テーク・シュイス所蔵のコピーの断片を補うことによって修復されたものである。さらに、作曲家ジュゼッペ・ベッチャがこの映画のベルリンでの公開用に作曲したオリジナル音楽が復元されて挿入されている。

スタッフ

Staff

フリードリッヒ・ウィルヘルム・ムルナウ/Friedrich Wilhelm Murnau 監督/Director

エリッヒ・ポマー/Erich Pommer 製作/Producer

カール・マイヤー(1)/Carl Mayer 脚本/Screenplay

カール・フロイント/Karl Freund 撮影/Cinematography

ロベルト・バベルスケ/Robert Baberske 撮影/Cinematography(助手)

ジュゼッペ・ベッチェ/Giuseppe Becce 音楽/Music

ロベルト・ヘルルト/Robert Herlth 美術/Art Direction

ヴァルター・レーリヒ/Walter Rohrig 美術/Art Direction

キャスト

Cast

エミール・ヤニングス/Emil Jannings 出演/CAST

マリー・デルシャフト/Maly Delschaft 出演/CAST

マックス・ヒラー/Max Hiller 出演/CAST

エミリー・クルツ/Emilie Kurz 出演/CAST

ハンス・ウンターキルヒャー/Hans Unterkircher 出演/CAST

オーラフ・シュトルム/Olaf Storm 出演/CAST

ヘルマン・ファレンティン/Hermann Vallentin 出演/CAST

ゲオルク・ヨーン/Georg John 出演/CAST