Timed 1,2,3(from Models,Reel 1)
Timed 1,2,3(from Models,Reel 1)
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映画による時間論・空間論の試みとして飯村隆彦が1972年に発表した『モデルス、リール1』に含まれている四つの短編のうちのひとつが『Timed 1,2,3』である。この作品はさらに「Timed 1」「Timed 2」「Timed 3」という三つのセクションに分かれている。各セクションはそれぞれ、ある規則に従って、フィルムのサウンド・トラックにスクラッチ(フィルムに直接傷をつける)することによって生じる「ビッ」という音声が鳴り、白い画面(スヌケ)と黒い画面(クロミ)が交互に表示される形式になっている。 「Timed 1」では、1秒ごとに音が鳴る。映像は最初は「白1秒・黒9秒」から始まり、「白2秒・黒8秒」「白3秒・黒7秒」……と変化していき、「白9秒・黒1秒」まで来るとまた「白8秒・黒2秒」「白7秒・黒3秒」……と戻っていく。「Timed 2」は、映像の展開は「1」と同じであるが、10秒ごとに音が鳴る。「Timed 3」も映像の展開は同じで、100秒ごとに音が鳴る。
Staff
飯村 隆彦/Takahiko Iimura 監督/Director
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