メトロポリス(クリティカル・エディション)
Metropolis (Critical Edition) / Metropolis
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1927年に公開された、サイレント時代後期を飾るSF大作。 2026年の未来都市メトロポリスでは、ひと握りの支配者階級と彼らに搾取される労働者階級の格差が激しく、労働者は地下の工場でロボットのように働かされていた。ある日、地下を支配する権力者フレーダーセンの息子フレーダーは、労働者階級の娘マリアと出会い、美しい彼女に魅かれると同時に地下での現状をはじめて知ることになる。抑圧されている労働者達にとって唯一の希望であるマリアは、労働者と支配者を媒介する人物が必要だと彼等に説く。その様子を見ていたフレーダーセンは、マリアを利用して労働者の結束を撹乱しようと、発明家のロートヴァンクにマリアそっくりのロボットを完成させる…。 1927年の公開当初は3時間近くあるオリジナルの長編ヴァージョンであったが、その後編集版が多数作られ、ラングの意向を無視したこれらの短縮版が世界各地で上映された。 本作は、様々な資料やプリントからオリジナルを検証・復元し、2001年のベルリン映画祭で上映された復元版である。変更された字幕もオリジナルに戻し、フィルムが現存しない箇所は文字による説明が付け加えられた。当時のガラ・プレミアで演奏されたゴットフリート・フッペルツ作曲の原曲伴奏付きで収録されている。 DVD「メトロポリス(アメリカ版)」は、アメリカでの上映に向けて再編集された短縮版が、LD「メトロポリス(モロダー版)」は、1984年にジョルジュ・モロダーがモノクロ・フィルムに染色を施したり音楽を配して、復刻版として製作したヴァージョンが収録されている。
作品キーワード:ドイツ表現主義,人造人間,暴動
Staff
フリッツ・ラング/Fritz Lang 監督/Director
エリッヒ・ポマー/Erich Pommer 製作/Producer
テア・フォン・ハルボウ/Thea von Harbou 原作/Original Work
テア・フォン・ハルボウ/Thea von Harbou 脚本/Screenplay
カール・フロイント/Karl Freund 撮影/Cinematography
ギュンター・リッタウ/Gunther Rittau 撮影/Cinematography
オットー・フンテ/Otto Hunte 美術/Art Direction
エーリッヒ・ケテルフット/Erich Kettelhut 美術/Art Direction
カール・フォルブレヒト/Karl Vollbrecht 美術/Art Direction
エンネ・ヴィルコム/Aenne Willkomk 衣装/Costume
コンスタンチン・チェトヴェリコフ/Konstantin Tschetwerikoff 特撮 , 特殊効果/Special Effects , Special Effects
ゴットフリート・フッペルツ/Gottofried Huppertz 音楽/Music
Cast
アルフレート・アーベル/Alfred Abel 出演/CAST
ブリギッテ・ヘルム/Brigitte Helm 出演/CAST
グスタフ・フレーリッヒ/Gustav Frohlich 出演/CAST
テオドア・ロース/Theodor Loos 出演/CAST
ハインリッヒ・ゲオルグ/Heinrich George 出演/CAST
ルドルフ・クライン=ロッゲ/Rudolf Klein-Rogge 出演/CAST
フリッツ・ラスプ/Fritz Rasp 出演/CAST
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