灰とダイヤモンド
Ashes and the Diamond / Popiól i diament
Genre
Country
Release Date
Runtime
Color
Language
Additional
Information
「世代」「地下水道」に続くワイダの戦争三部作(抵抗三部作)。戦争中は対独レジスタンス運動に参加し、戦後は亡命政府系ゲリラとなり悲惨な最期を遂げる青年の姿を描く。物語は、ナチスドイツが無条件降伏し第二次世界大戦が終結した1945年5月8日に始まり、9日の朝に終わる。原作はイエジー・アンジェイエフスキ による同名小説。 第二次世界大戦末期のポーランドでは、ナチスドイツの力が弱まるにつれ、ロンドン亡命政府系ゲリラと、ソ連と手を結び新国家建設に燃えるポーランド労働者党との争いが増していた。そして戦争が終結した日、亡命政府系ゲリラのマチェクは、ポーランド労働者党県委員会書記シュチューカの暗殺計画を遂行するが、人まちがいで一般市民を殺してしまう。その夜、ホテルではシュチューカを迎えてポーランド解放祝賀パーティが開かれた。彼の泊まる部屋の隣室に投宿したマチェクは、再度暗殺の期を待った。しかし、ホテルのバーで働くクリスティーナとの火遊びの情事が本当の恋に変わったとき、マチェクの心が揺れ始める。自分がやってきた“仕事”がどのような価値をもつものか、マチェクにはわからなくなっていった。しかし、夜明け前、マチェクはホテルを出たシュチューカを射殺した。そして、逃亡したマチェクに悲劇が訪れる。 1959年ヴェネツィア映画祭国際批評家連盟賞受賞。
作品キーワード:ロンドン派,抵抗組織,地下水道,ワルシャワ蜂起
Staff
アンジェイ・ワイダ/Andrzej Wajda 脚本/Screenplay
アンジェイ・ワイダ/Andrzej Wajda 監督/Director
イエジー・アンジェイエフスキ/Jerzy Andrzejewski 脚本/Screenplay
イエジー・アンジェイエフスキ/Jerzy Andrzejewski 原作/Original Work
イエジー・ヴイチク/Jerzy Wojcik 撮影/Cinematography
ハリーナ・ナヴロツカ/Halina Nawrocka 編集/Film Editing
ロマン・マン/Roman Mann 美術/Art Direction
フレデリック・フランソワ・ショパン/Fryderyk Franciszek Chopin 音楽/Music(原曲)
フィリップ・ノワック/Filip Nowak 指揮/Command
ヴロツワフ放送五重奏団/ 音楽/Music(演奏)
Cast
ズビグニェフ・ツィブルスキ/Zbigniew Cybulski 出演/CAST
エヴァ・クジィジェフスカ/Ewa Krzyzewska 出演/CAST
アダム・パヴリコフスキ/Adam Pawlikowski 出演/CAST
ボグミウ・コビェラ/Bogumil Kobiela 出演/CAST