手を挙げろ!
Hands Up! / Ręce do góry
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獣医であるアンジェイは、同窓パーティーで医学部時代の友人4人と久しぶりの再会を果たした。パーティーの後、貨物列車に乗り込んだ彼らは、かつての仲間のひとりに会いに行くことにする。貨車の中で、彼らは現況を報告し合う。お互いの呼び名は各々が所有する車の名前で、アンジェイは「ザスタヴァ」、他の4人はそれぞれアルファ、ロメオ、ヴァルドブルク、レコルトと呼ばれる。アルファは、告白が終わった者から順に興奮剤を与えていった。反体制的だった学生時代を回想する中で、現在ではすっかり順応主義者と化した彼らの姿が浮き彫りになっていく。 『身分証明書』『不戦勝』に引き続き、スコリモフスキ監督自らが主人公アンジェイ・レシュチツを演じた“アンジェイもの”の最終作。1967年の完成当時、検閲によって4つ目のスターリン像が登場するシーンを削除するように要請されるが、スコリモフスキがそれを拒否したため『手を挙げろ!』は上映禁止処分を受けた。しかし1981年に公開の許可がおりたため、スコリモフスキはベイルート、ワルシャワ、ロンドンにおいて撮影を敢行し、自らの身辺を綴りつつも幻想と象徴に富んだプロローグを『手を挙げろ!』に付け加えた。プロローグを加えた改訂版は、1981年にカンヌ映画祭で上映された際には上映時間が90分であったが、1985年の再上映時に80分に短縮され、それが現行版となっている。
作品キーワード:医者,医学生,石膏
Staff
イエジー・スコリモフスキ/Jerzy Skolimowski 脚本/Screenplay
イエジー・スコリモフスキ/Jerzy Skolimowski 監督/Director
アンジェイ・コステンコ/Andrzej Kostenko 脚本/Screenplay
アンジェイ・コステンコ/Andrzej Kostenko 撮影/Cinematography
ヴィトルド・ソボチンスキ/Witold Sobocinski 撮影/Cinematography
ゼノン・ピュレツキ/ 編集/Film Editing
クシシュトフ・コメダ/Krzysztof Komeda 音楽/Music
Cast
イエジー・スコリモフスキ/Jerzy Skolimowski 出演/CAST
ヨアンナ・シュチェルビツ/Joanna Szczerbic 出演/CAST
タデウシュ・ウォムニツキ/Tadeusz Lomnicki 出演/CAST
アダム・ハヌシュキェヴィチ/Adam Hanuszkiewicz 出演/CAST
ボグミウ・コビェラ/Bogumil Kobiela 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE