彼女の名はサビーヌ
Her Name Is Sabine / Elle s’appelle Sabine
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フランスの女優サンドリーヌ・ボネールには一歳違いの妹サビーヌがいる。サビーヌは美しく陽気で芸術的才能に溢れていたが、幼い頃から特別なケアを必要としていた。彼女は自閉症であった。同級生からは“バカ・サビーヌ”とからかわれる日々。しかし、当時自閉症に対する認知度は低く、家族でさえそれに気付かないまま彼女は成長した。やがて兄弟たちが親元を離れると母親との二人きりの生活が始まり、兄の死をきっかけに彼女の孤立感は増していった。その不安は家族と自分に対する衝動的な暴力として現れた。そして28歳になったとき、サビーヌは適正に診断されることのないまま精神病院に入院することになった。自傷行為を繰り返す彼女に医師は抗精神病薬を大量に投与し、暴れると拘束衣を着せた。5年間の入院生活の間にサビーヌは徐々に体の自由を失い、記憶を失い、自分の体を洗うことすらできなくなっていった。映画は、サンドリーヌが撮り貯めた20代の溌剌としていた頃のサビーヌのプライベートフィルムと、別人のようになって退院した彼女の現在とを交互に映し出す。 第60回カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。
Staff
サンドリーヌ・ボネール/Sandrine Bonnaire 脚本/Screenplay
サンドリーヌ・ボネール/Sandrine Bonnaire 撮影/Cinematography
サンドリーヌ・ボネール/Sandrine Bonnaire 監督/Director
カトリーヌ・キャブロル/Catherine Cabrol 撮影/Cinematography
カトリーヌ・キャブロル/Catherine Cabrol 脚本/Screenplay
キャロ・ディアロ/ 音楽/Music
ニコラ・ピオヴァーニ/Nicola Piovani 音楽/Music
ジェファーソン・ランベィエ/Jefferson Lembeye 音楽/Music
ウォルター・グエン/ 音楽/Music
Cast
サビーヌ・ボネール/Sabine Bonnaire 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE