Hand No.2
Hand No.2
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アーティスト・山本圭吾によるビデオアート作品。山本はまず、自らの手をビデオカメラで撮影し、壁面をノックする動作や撫でていくような動作を行う。そしてその映像をモニタに映すと、記録された手はまるでモニタのフレームをノックしたり、撫でているかのように見える。次に山本は、映像として映し出された手の動きを真似るようにして、フレームの外側から、実際にモニタをノックしたり撫でたりする。そうすると、自らの過去の手と現在の手が、モニタのフレームを隔てて関わり合い、戯れているように見え始めるのだ。この作品についてキュレーターのグレン・フィリップスは、「画面に映された手の動きを予測し、反応する自身の反射神経能力を記録するという、事前に録画されたビデオとライブ・フィードバックが融合」しており、「時間は繰り返すという概念を遊ぶ日本のビデオ・アートの一般的な傾向を示している」と指摘している(DVD『ヴァイタル・シグナルス』解説書、P.57)。
作品キーワード:ビデオアート,手,モニター
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山本 圭吾/Keigo Yamamoto 監督/Director
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