Eat
Eat (Document of the performance)
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本作は、山口勝弘や小林はくどう、中谷芙二子らが立ち上げた「ビデオひろば」が行った最初の展覧会「ビデオコミュニケーション DO IT YOURSELF KIT」展(銀座ソニービル、1972年)におけるパフォーマンスのドキュメントである。はじめに、山口と小林が向かい合ってテーブルにつく。そして彼らは、一方がテーブルの上にある食べ物を食べ、もう一方がその様子をビデオカメラで撮影する、ということを交互に繰り返す。さらに、二人の様子を別の固定カメラが記録しており、その映像がリアルタイムで会場内のモニタに映し出されている。彼らは、撮る者と撮られる者、受け手と送り手の位置を絶えず入れ替えていくことで、映画(フィルム)やテレビにはなかったビデオの「双方向性」というメディア的特質を提示してみせたのだと言えるだろう。
作品キーワード:ビデオアート,パフォーマンス
Staff
山口 勝弘/Katsuhiro Yamaguchi 監督/Director
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