キシュ島を舞台に、イランの3人の監督が描いた3つの物語の1篇。 経済的な問題により政治学部への入学を諦めたハフェズは、キシュ島に職を求めてやってきた。彼は海水をトラックのタンクに給水する仕事を得ると、海辺の粗末な小屋に住み込んで働き始めた。日々の仕事をこなしながら、彼は古いバッテリーから鉄を取り出して重りを作ると、その重りを使って魚を釣って売り始める。電気が必要になると街灯からコードを渡して電気を得、貝殻を拾い集めては奇麗に洗って売った。 彼は金を稼ぐためにありとあらゆる手を尽くした。そしてある日、ハフェズは身なりを整えてショッピングセンターへ出かけて行く。

作品キーワード：小さな家