レベッカ
Rebecca / Rebecca
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金持ちの夫人のコンパニオンとしてモンテカルロを訪れた若い娘は、妻レベッカをヨットの事故で失ったばかりの中年紳士マキシムと出会う。恋に落ちた二人はすぐに結婚し、マキシムが当主を務めるコーンウォール地方のマンダレーの邸宅へと向かった。だが、身分の低い娘に対して使用人たちの態度は冷たく、特にレベッカを崇拝していた家政婦のデンバース夫人は、娘の存在を快く思っていないようだ。邸内には至るところにレベッカのイニシャル“R”の文字が溢れ、娘は次第にレベッカの影に怯えるようになる。そして仮装パーティーの夜、デンバース夫人の助言によって娘は白いドレスを身にまとうが、それを目にしたマキシムは憤慨する。それはかつてレベッカが着た衣装と同じものだったのだ。絶望した娘が窓から身を投げ出そうとしたその時、船の難破を知らせる花火があがる。そして座礁した船の救難作業中、海底に沈んだヨットの中からレベッカの死体が発見された。それでは、以前マキシムが確認した死体は一体……? アルフレッド・ヒッチコック監督の渡米第1作で、原作はイギリスの女流作家ダフネ・デュ・モーリアが31歳の時に発表したゴシック・ロマン小説。一人称で語られることにより際立った若い女の微妙な心の流れ、マンダレーという土地への思慕・愛着は、映画では少し削がれてしまった感もあるが、デンバース夫人の不気味さや、一度も登場はしない「レベッカ」の強烈な存在感が強調され、ニューロティックなムード漂うサスペンスに仕上がっている。 第13回(1940年度)アカデミー賞・作品賞、撮影賞を受賞。
作品キーワード:ホテル,ボート小屋,肖像画,婦人科医,癌,従兄,不倫,裁判,恐喝
Staff
アルフレッド・ヒッチコック/Alfred Hitchcock 監督/Director
デヴィッド・O・セルズニック /David O. Selznick 製作/Producer
ダフネ・デュ・モーリア/Daphne Du Maurier 原作/Original Work
ロバート・E・シャーウッド/Robert E. Sherwood 脚本/Screenplay
ジョーン・ハリソン/Joan Harrison 脚本/Screenplay
フィリップ・マクドナルド/Philip Macdonald 脚色/Adapted Screenplay
マイケル・ホーガン(1)/Michael Hogan 脚色/Adapted Screenplay
ジョージ・バーンズ(1)/George Barnes 撮影/Cinematography
ハル・C・カーン/Hal C. Kern 編集/Film Editing
フランツ・ワックスマン/Franz Waxman 音楽/Music
Cast
ローレンス・オリヴィエ/Laurence Olivier 出演/CAST
ジョーン・フォンテイン/Joan Fontaine 出演/CAST
ジュディス・アンダーソン/Judith Anderson 出演/CAST
ジョージ・サンダース/George Sanders 出演/CAST
C・オーブリー・スミス/C. Aubrey Smith 出演/CAST
フローレンス・ベイツ/Florence Bates 出演/CAST
レオ・G・キャロル/Leo G. Carroll 出演/CAST
レジナルド・デニー/Reginald Denny 出演/CAST
グラディス・クーパー/Gladys Cooper 出演/CAST
ナイジェル・ブルース/Nigel Bruce 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE