自己表出史『早川義夫』編
Jikohyosyutsushi Hayakawa Yoshio Hen
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当時、麻布高校在学中に『おかしさに彩られた悲しみのバラード』を制作して注目を集めていた映画作家・原將人が、彼の敬愛する音楽家・早川義夫を追ったドキュメンタリー。早川は、日本のロックの先駆けとして伝説的な存在であるバンド「ジャックス」のリーダーで、LP「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」などのソロ活動でも知られている。 原は1969年に「ジャックスの映画を撮りたい」と企画を持ちかけたが、その時にはもうジャックスは解散していた。そこで原は、ソロアルバム(上述した「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」)を制作中であった早川に、同年の7月から11月までのあいだにインタビューを行う(録音はテープレコーダーで行われたため、その時の映像は残っていない)。そしてその音声を背景にして、早川が銀座の町を歩く様子や断片的なライブ映像、10.21国際反戦デー闘争の街頭デモの記録、原が劇映画制作のために撮影していた映像などをつなぎ合わせていくことで、ひとつの作品をつくりあげた。冒頭には序章として、高校の屋上で売春をする少女の物語(「理絵の巻」と題されている)が組み込まれている。 なお、本作に収録されている早川の曲は「朝顔」「わらべ唄」「無用ノ介」「枕歌」「埋葬」「もてないおとこたちのうた」の6曲。
Staff
原 將人/Masato Hara 監督/Director
原 將人/Masato Hara 編集/Film Editing
早川 義夫/Yoshio Hayakawa 音楽/Music
Cast
早川 義夫/Yoshio Hayakawa 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE