だんだんこ

Dandanko

ジャンル Genre

日本映画/Japanese Film

製作国 Country

日本/Japan

公開年 Release Date

1960

作品分数 Runtime

11 MIN

カラー Color

B&W

オリジナル音声 Language

セリフなし/No Dialogue

概要 Additional Information

切ない気持ちで思い悩む一人の女性の前に、座敷わらしを連想させる可愛らしい女の子が現れた。女性は、ボールで遊ぶ無邪気な女の子にいつしか心を開き、笑顔を取り戻していく。「だんだんこ」とは「だんだんぼっこ（段々に住み着く童）」のことを意味している。大林監督の故郷・尾道にも多い「段々（階段）」は、一段登る度に見える世界が変わっていくということを暗示するエレメントでもあり、少年が大人になっていく、あるいは時が積み重ねられていくという大林映画の一つのテーマに繋がっていく。本作において大林監督は「ボールの主観」という特異な手法を取り入れ、幻想的なイメージを作り出している。

作品キーワード：あやとり，子供

スタッフ Staff