詩人ヨーゼフ・アッティラの少年期
Suicide / Öngyilkosság
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ハンガリーを代表する天才プロレタリア詩人ヨーゼフ・アッティラ(1905ー37)へのオマージュ。アッティラは32歳の若さで鉄道自殺を図っているが、彼の詩はその死後もハンガリー動乱、共産党の独裁政治といった暗黒時代においても、世代を越えて支持され続けた。本作品は、そのアッティラの少年時代の自殺未遂事件を軸に、彼の詩の世界の映像化に迫ろうとしている。 少年アッティラは今日も石炭を機関車から盗みだし、家に持ち帰って来た。途中、騎馬警官に追われたが、近所の人は心得たもので少年をうまく逃がしてくれた。ひと仕事終えた気分でアッティラが煙草をふかしていると、姉が帰って来て彼を見つけるとほっぺたをひっぱたく。彼は泣き出し、姉は部屋を出て行く。腹いせに彼は自殺をしようと決め、姉が近所の皆にいびられる様を想像しながら、苛性ソーダらしき粉末を飲み下す。寝入った彼は自分の死を悼んでくれる母や近所の人々の姿を思い描き、甘美な思いに浸る。やがて、苛性ソーダをアッティラが飲んだと騒ぐ姉の呼び声に近所の人が集まってくる。しかしアッティラの母が彼が飲んだものを確認すると、それはただの小麦粉だった…。
Staff
コーシャ・フェレンツ/Kosa Ferenc 監督/Director
Cast
シュテルン・ミクローシュ/Stern Miklos 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE