本作は振付師マース・カニンガムと芸術家マルセル・デュシャンへのオマージュである。二部構成で描かれている。 第一部「Blue Studio: Five Segments」は、マース・カニンガムによるビデオ・ダンスの革新的な作品である。クロマキー効果などの様々なビデオ・エフェクトを駆使し、マース・カニンガムのスタジオでのパフォーマンスを野外へ持ち出している。サウンドにはジョン・ケイジとジャスパー・ジョーンズの声が挿入される。 パイクと久保田成子によって制作された第二部は、日常の身振りとダンスの形式的な観念との関係について追及する。ラッセル・コナーによるマルセル・デュシャンのインタビューと、ジャスパー・ジョーンズとレオ・カステリの討論がパイクによって再編集される。

作品キーワード：ビデオアート