「空飛ぶモンティパイソン」は英国のBBCが、69年から74年にかけて放送した30分のコント番組。そのブラックな内容のために保守的な人々の怒りをかうが、主に若い世代の熱狂的な支持を得て、スタート時には深夜のマイナーな実験番組だったものがシリーズを重ねる度に人気が上昇し、70年代の中盤を過ぎる頃には世界的な人気を誇る存在となった。 番組を自作・自演で作ったのはグレアム・チャップマン、ジョン・クリース、エリック・アイドル、テリー・ギリアム、テリー・ジョーンズ、マイケル・ペイリンの6人組モンティ・パイソンである。本編は彼らによる劇場用映画。モンティ・パイソンが「人生とは何か？」というテーマに挑み、ギャグを切れ目なく繰り出すパロディ・スペクタクル。 1983年カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞。