1968年10月?1969年3月まで、テレビ朝日系で放映された水木しげる原作の特撮ホラー・シリーズ。■河原家には、開かずの間があり、三平は厳しく入室を禁じられていた。しかし、三平は友達とこの禁じられた部屋に入ってしまった。三平はしり込みした友達を残して、河童の国へ落ち込んでしまう。河童は、64代前の河原家の当主の仕打ちを根に持っており、三平を“尻小玉の刑”に処しようとするが、そのとき、河童の天敵“水鬼”が現れて河童達を次々とミイラにしてしまった。水鬼に襲われた三平は、河童の国の跡取り娘に助けられるが、かわりに彼女が水鬼にさらわれてしまう。悲嘆に暮れる河童の国の人々の前で、三平は、自分を地上にもどしてくれれば、“火”で妖怪を退治しようと言い、六兵衛の口添えで地上へもどり、無事、 河童の国へマッチを持ち込む。彼の義理堅さに感動した長老は、三平に48手の 妖力を授けた。三平と六兵衛は、協力して水鬼を倒して娘を助けた。三平は、無事人間界へもどされたのだが、三平の母親は妖怪のたたりで記憶を奪われ、あてどのない旅にでてしまっていた…。