グレースと公爵
The Lady and the Duke / L'anglaise et le duc
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パリ社交界の一員で、国王ルイ16世とマリー=アントワネットを敬愛する英国女性グレース・エリオットは、革命による王党派の危機が高まる中、かつての愛人オルレアン公に帰国を勧められながらもパリに留まった。1792年8月10日、国王一家の居住地チュイルリー宮殿にパリの民衆2万人が押し寄せたが、グレースはパリ郊外のムドンの別邸に逃れ、ことなきを得た。翌年1月、彼女は久しぶりに自宅を訪れたオルレアン公に、権利を剥奪された元国王の処刑裁判で死刑に賛成票を投じないよう約束させたが、公爵は約束を破り、1月21日、元国王の処刑が執行された。グレースは公爵の裏切りに激しく憤ったが、彼女と公爵の互いを思いやる気持ちに変わりはなかった。その後、彼らは別々に投獄された…。 原作は18世紀の革命期パリの動乱を生きた、王党派の英国女性グレース・エリオットの回想録である。本作には、18世紀風の油絵の背景画の中を動き回る登場人物をCG合成するという技法が取り入れられている。背景画は、画家のジャン=バティスト・マロの厳密な歴史学、地誌学考証に基づいて描かれ、18世紀のパリを再現している。
Staff
エリック・ロメール/Eric Rohmer 監督/Director
エリック・ロメール/Eric Rohmer 脚本/Screenplay
ディアーヌ・バラティエ/Diane Baratier 撮影/Cinematography
パスカル・リビエ/Pascal Ribier 録音/Sound Mixing
ジャン・バティスト・マロ/Jean-Baptiste Marot 絵/Picture
Cast
ルーシー・ラッセル/Lucy Russell 出演/CAST
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