世界の建築鑑賞 ウィーン郵便貯金局舎/オットー・ワグナー
The Vienna Savings Bank / The Vienna Savings Bank
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ウィーン郵便貯金局舎を、内外部の撮影に加え、模型や当時の平面図などの豊富なビジュアル資料で解説。着想、着工、完成から現在の状況に至るまで、建築家自身の発言に当時の社会状況や批評を交え、建築作品を多面的に検証する。 ウィーン世紀末の美術やアールヌーボの装飾が色濃く残る街ウィーンに建つ郵便貯金局舎は、20世紀初頭(1904年着工)にオットー・ワグナーによって設計された建築物である。湾曲するガラスを多用した天井や壁面から透過する光にあふれた明るい空間には、要所に効果的にアルミニウムを使い近代的なイメージを与えている。コンクリートは大理石やリノリウムで覆い、交換や掃除が簡単な新素材を採用している。構造的には防音、防護また結露を防止するための二重ガラス構造など工夫がみられる。外壁の矩形模様と点々の文様は他の作品にもみられるオットー・ワグナーの特徴の1つである。
Staff
スタン・ニューマン/Stan Neumann 監督/Director
オットー・ワグナー/Otto Wagner 関連人物/Related People
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