- 生年月日
Date of Birth
-
1897/08/22
- 没年月日
Date of Death
-
1985/05/20
- 出身地
Birth Place
-
日本/Japan,熊本県,熊本市
- 経歴
Biography
-
東京大学文学部卒業。1920年、松竹蒲田撮影所へ小山内薫の紹介で助監督として入社、賀古残夢の助手となる。同年、小山内が松竹キネマ研究所を設立したので、そこへ移籍し、「路上の霊魂」の脚本を書いた。これは、総監督・小山内薫、演出・村田実で画期的な試みを取り入れた先駆的な作品であった。1921年「山暮るる」で監督となる。研究所がまもなく解散になったので、蒲田へ戻る。1926年ハリウッドへわたり、チャップリンの「サーカス」撮影隊の助手の一人として勉強した。9ヵ月後に帰国したのち、蒲田で自身の代表作となった「彼と東京」「彼と田園」「陸の王者」「彼と人生」は、鈴木伝明を主演者として青春、人生、社会の問題をドラマのなかに取り込んだサイレントの秀作であった。1930年から、トーキーを研究するため仏・英・米へ渡る。帰国後日活に移り、以後、新興キネマから大映の所属となって、戦後50年に退社した。1952年のアメリカのポール・スローンが日本で「いついつまでを」を作ったとき応援監督をつとめたのを最後に監督業から身をひいた。
DVD・VHS・FILM etc.
DVD・VHS・FILM etc.