ビデオアーティスト、実験映画作家、作曲家、サウンド・アーティスト。1960年代始めにニューヨークでミニマル・ミュージックとアンダーグラウンド映画のパイオニアの一人として活躍する。ミニマル・ミュージックの重要なグループThe Theater of Eternal Musicのメンバーでもある。このグループには、ラ・モンテ・ヤング、マリアン・ザジーラ、ジョン・ケイル、アンガス・マクリースがいた。1966年に発表した「フリッカー」は、構造映画の代表作の一つとされている。1960年代以降は主にビデオ作品を手掛け、ニューヨーク近代美術館、パリのポンピドゥ・センター、カッセルのドクメンタなどでインスタレーションを含めて発表している。1990年代には演奏活動を再開した。