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利用状況

生年月日

Date of Birth

1920/07/07
出身地

Birth Place

日本/Japan,島根県,邑智郡,桜江町鹿賀
経歴

Biography

生家は西本願寺派の浄土真宗寺院。1941年、日本大学芸術学部へ進む。1940年、本願寺の僧籍に入り得度したが、法衣を着ない僧侶になることを決意する。仏法伝道の精神を映画に活かすために、在学中の1942年、東宝撮影所演出助手部に入社。ルネ・クレールやフランク・キャプラに傾倒、ジュリアン・デュビビエの影響を受けての映画監督志望であった。戦争による繰り上げ卒業後、海軍予備学生として学徒出陣を経験する。1946年に東宝に復員するが、東宝争議に際し組合を脱退。新東宝グループに参加した。斉藤寅次郎、阿部豊らの助監督を経て1952年に監督に昇進。「東京のえくぼ」でデビューし、1955年の「人間魚雷回天」で戦後戦争映画の最高作との評価を得る。以降、喜劇や特撮による戦争映画など数々の作品を生み出し、特に1950、1960年代の東宝の興行的支柱だったドル箱シリーズを推進した功績は大きい。