ザグレブ派の中でも古参のアニメーション作家。若い頃は漫画家であったが、1961年に『LUTKIKA(THE DOLL)』で監督デビュー。画面上になかなか登場することのできないタイトルの苦難を描いたユニークな『タイトルなし(BEZ NASLOVA)』や『儀式』『好奇心』など、ひねりのあるコメディ作品を制作している。その他の作品に『LJUBITELJI(THE FLOWER LOVERS,1970)』、『PUTNIK DRUGOG RAZREDA(THE SECOND CLASS PASSENGER,1974)』、『WALKING SCHOOL(1978)』『A DAY IN THE LIFE(1982)』などがある。
1972年から開催されているザグレブ・アニメーション・フェスティバルには第1回大会から運営に携わるなど、アニメーションの発展においても尽力している。