1958年に行われた、京都大学学士山岳会チョゴリザ遠征隊によるカラコラム山脈チョゴリザ峰登頂の記録。撮影を日本映画新社のカメラマン潮田三代治が行い、記録映画編集の名手・伊勢長之助が構成・編集を行った。「カラコルム＜カラコルム・ヒンズークシ探検の記録＞」と同様に東宝映画として配給され、1959年に封切されると全国で大ヒットした。 1958年の夏。桑原武夫教授を隊長とした京都大学学士山岳会の遠征隊は、カラコルム山脈にある7654メートルの未踏峰・チョゴリザの初登頂を目指し、総勢約150名のローカルポーターを率いる大キャラバンを進めていた。チョゴリザは真っ白なベールをかぶった花嫁に似ていることから「花嫁の峰」と呼ばれている。遠征隊は猛暑の中インダス本流を渡り、一日平均26キロを行軍しながらついに標高5000メートルのベースキャンプ設置地点までたどり着く。その後、彼らは高山病をはじめとする様々な困難に見舞われながらもついに初登頂を達成するのだった。

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