映画監督のバチストは、エリーという女性と出会い恋に落ちる。彼女にはフランス映画界の大スターとの間に生まれた子どもがいたが、結局バチストは想いを抑えきれずにエリーと付き合いはじめ、彼女が出演する映画の制作を進めるのだった。しかしある日、エリーのもとに母が亡くなったことを知らせる手紙が届いた。彼女は、生きているうちに母に会えなかったのは映画撮影を行っていたせいだと、バチストを責めて泣き続ける……。 フィリップ・ガレル監督が、元妻でヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーでもある歌手ニコとの生活を題材として制作した自伝的作品。映画監督とその恋人が破滅的な恋に落ちていく様が描かれる。

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