医学としての水俣病-三部作- 第三部 臨床・疫学篇
Minamata Disease-A Trilogy Part3:Clinical Field Studies / Igakutoshiteno minamatabyo-sanbusaku- daisanbu rinsho ekigakuhen
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医学の側面から水俣病を解説する『医学としての水俣病』シリーズは、水俣・不知火海に生きる人々を描いた『不知火海』と並行して制作された。『不知火海』が不知火海の漁村の人々の生活を見つめているのに対し、本シリーズはあくまでも科学映画として制作され、水俣病研究の記録・資料としての面に重点が置かれている。 「第三部 臨床・疫学篇」は、臨床医師・原田正純氏の長年に渡る水俣での臨床体験の現場報告である。水俣病患者の典型的な症例が認められる患者がいる一方で、大多数の住民は水俣病として医学判断のつきにくい症例を抱えている。原田氏は水俣病であることを否定された住民たちの症例に対して再調査を行い、その現地レポートから現在の水俣病の臨床上の問題点を提示する。また現地の疫学的データを資料化し、神戸大学の喜田村正次氏による環境汚染と食物連鎖による有機水銀の濃縮の法則を照らし合わせて検証を行う。
Staff
土本 典昭/Noriaki Tsuchimoto 監督/Director
高木 隆太郎/Ryutaro Takagi 製作/Producer
大津 幸四郎/Koshiro Otsu 撮影/Cinematography
浅沼 幸一/Koichi Asanuma 録音/Sound Mixing
小栗 孝之/Takayuki Oguri 音楽/Music
松村 禎三/Teizo Matsumura 音楽/Music