豚小屋
Pigpen(Pigsty) / Porcile
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中世の荒野で人肉を食べる若者と、戦後西ドイツの豚と交わった末に豚に食われてしまう若者を同時進行で描き、その一方で人の道を背いた人々よりも恐ろしいものは利益の為ならば人を人とも思わない資本家であると告発する、「ソドムの市」のパゾリーニ監督による問題作。 中世のどこともわからない荒野に、一人の飢えた若者がさまよっていた。甲冑と銃を拾った彼は、通りかかった兵士を殺して食べてしまう。やがて、彼は囚人女などを仲間に引き入れ、人肉を喰らう集団を作り上げた。しかし彼らの襲撃から逃れた男の通報によって討伐隊が組まれ、彼らは捕えられた。処刑の日、若者は十字架に接吻するのを拒否して「俺は父を殺し人肉を食った。喜びに震えた」とつぶやくのだった。 時は変わって現代、西ドイツ実業家の息子ユリアンには美しい婚約者イーダがいたが、ユリアンは彼女の愛を真剣に受けようとはしない。そんなある日、ユリアンの父クロツの元に、政敵であるヘルデッツェのいわくつきの情報がもたらされた。それを武器にヘルデッツェを失墜させようと目論むクロツだったが、ヘルデッツェもまた、ユリアンが豚と交わる異常性交嗜好者であるという情報を掴んでいた。互いの弱みを握った両者は提携することで同意するが、その祝賀パーティの最中、ユリアンは豚に食べられてしまうのだった…。
Staff
ピエル・パオロ・パゾリーニ/Pier Paolo Pasolini 監督/Director
ピエル・パオロ・パゾリーニ/Pier Paolo Pasolini 脚本/Screenplay
アルマンド・ナンヌッツィ/Armando Nannuzzi 撮影/Cinematography
トニーノ・デリ・コリ/Tonino Delli Colli 撮影/Cinematography
ベネテッド・ギリア/Benedetto Ghiglia 音楽/Music
ダニーロ・ドナーティ/Danilo Donati 衣装/Costume
Cast
ピエール・クレマンティ/Pierre Clementi 出演/CAST
ジャン=ピエール・レオー/Jean-Pierre Leaud 出演/CAST
フランコ・チッティ/Franco Citti 出演/CAST
マルコ・フェレーリ/Marco Ferreri 出演/CAST
ウーゴ・トニャッツィ/Ugo Tognazzi 出演/CAST
アルベルト・リオネッロ/Alberto Lionello 出演/CAST
アンヌ・ヴィアゼムスキー/Anne Wiazemsky 出演/CAST
マルガリータ・ロサーノ/Margarita Lozano 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE