1982年にイギリスの作家レイモンド・ブリッグズが核の恐ろしさを描いて話題となった絵本をジミー・T・ムラカミがアニメーション化。 イギリスの田舎で静かな年金生活を送る老夫婦ジムとヒルダ。ある日、世界情勢の悪化により核戦争が起こることを知ったジムは、政府が発行したガイドブックに従い、家のドアを取り外して核シェルターを作り、窓に白ペンキを塗って戦争に備える。やがて一瞬の閃光とともにのどかな田園風景は荒れ果てた地に一変した。生き残った2人は放射能の知識を持たないまま、いずれ政府の救援があることを信じながら室内で過ごすのだが、徐々に体に異変が生じ衰弱していく…。

作品キーワード：反核