画期的な抽象映像と、その数々の作家インタビューで綴る抽象映像の60年の系譜。1930年代の草分けであるオスカー・フィッシンガーの実験アニメ作品から、ビデオ・ドラッグ、CGアートにいたる歴史的な47作品（抜粋）を収録している。 【収録作品】 「スタディNO.6」（STUDY NO.6/1930）、「スタディNO.7」（STUDY NO.7/1931）、「サークル」（CIRCLES/1933）、「アレグレット」（ALLEGRETTO/1936）オスカー・フィッシンガー／「モービルカラー」（MOBILCOLOR-PROJECTOR）チャールズ・ダーカム／「フィルム・エクササイズ4」（FIVE FILM EXERCISES/1943-44）ジョン＆ジェームズ・ウィットニー／「ラピス」（LAPIS/1965）、「ヤントラ」（YANTRA/1955）、「ハイ・ヴォルテージ」（HIGH VOLTAGE/1957）ジェームズ・ウィットニー／「ムーンドラム」（MOONDRUM/1989）ジョン・ウィットニー／「ワールド」（CIRCLESWORLD/1970）、「リエントリー」（RE-ENTRY/1964）ジョーダン・ベルソン／「フィルム♯3」（FILM NO.3/1945-50）ハリー・スミス／「カラー・ボックス」（COLOUR BOX/1935）、「空間の粒子」（PARTICLES IN SPACE/1979）、「トレード・タトゥー」（TRADE TATTOO/1937）、「虹のダンス」（RAINBOW DANCE/1936）レン・ライ／「夜の音楽」（NIGHT MUSIC/1986）、「レイジ・ネット」（RAGE NET/1988）スタン・ブラッケージ／「ウェット・ペイント」（WET PAINT/1977）、「ランドスケープ」（LANDSCAPE/1971）ジュールス・エンゲル／「ソーガス・シリーズ」（SAUGAS SERIES/1974）、「サンドイッチを作りましょう」（LET'S MAKE A SANDWICH/1982）パット・オニール／「セントラル・リージョン」（LA REGION CENTRALE/1970-71）マイケル・スノウ／「ベルリンの馬」（BERLIN HORSE/1970）、「デジタル静物画」（DIGITAL STILL LIFE/1989）、「恣意的な論理」（ARBITRARY LOGIC/1989）マルコム・レグライス／「バレエ・メカニック」（BALLET MECANIQUE/1924）フェルナン・レジェ／「15/67 TV」（1967）クルト・クレン／「対角線交響曲」（DIAGONAL SYMPHONY/1924）ビギング・エッゲリング／「スタディNO.14（STUDY NO.14/1983）、「サトゥルヌス・アルシミア」（SATURNUS ALCHIMIA/1983）マイケル・スクロギンズ／「2つの空間」（TWO SPASE/1979）ラリー・キューバ／「同時発生」（CONCURRENTS/1988）、「Nループ」（N-LOOPS/1989）、「マヤ」（立体コンピュータ・アニメ）（MAYA/1992）ヴィベーケ・ソーレンソン／「フラットマン」（FLATMAN/1922）デヴィッド・アンダーソン＆スチュアート・ヒルトン／「スタッカー・ユーロテク」（STAKKER EUROTECHNO/1989）コリン・スコット＆マレク・パイテル／COLOUR CRY／COMECLOSER／RUMBLE／FURIES／HEAVYLIGHT／COLOR RHAPSODIE／VARIATION ON A ／COLOR STUDY-FILM NO.7／DIAGONAL SYMPHONY(1921) 【インタビュー】スタン・ブラッケージ／ウィリアム・モリッツ／ジョン・ウィットニー／マイケル・スクロギンス／ジュールズ・エンゲル／パット・オニール／マルコム・レグライス／VIBEKE SORENSON

作品キーワード：アブストラクト，抽象