火刑台上のジャンヌ・ダルク
Joan at the Stake(Joan of Arc at the Stake) / Giovanna d'Arco al rogo
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1938年に初演された劇的オラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』は音楽史の中でも傑作と謳われる舞台作品である。フランスの劇作家ポール・クローデルの原作で、映画音楽も数多く手がける現代音楽家アルテュール・オネゲルが作曲した。(オラトリオとは、宗教的内容の物語を劇風に構成したバロック音楽を代表する楽曲形式のひとつ。オペラと似ているが、本来衣装や演技などはない。)1953年、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バーグマンのコラボレーションによって舞台『火刑台上のジャンヌ・ダルク』がヨーロッパにおいて巡演される。本作はパリの舞台をもとにロッセリーニが映像化したもの。独唱や合唱による音楽、セットや書割の美術など、舞台的要素を色濃く残した異色作である。日本では製作から半世紀もの間公開されることがなかった。 15世紀、“オルレアンの聖女”と称えられ、イギリスとの幾多の戦いを切り抜けてフランス王を救ったジャンヌ・ダルクは、当時の権力者たちによって濡れ衣を着せられ、異端の罪で死刑に処せられることになる。火刑台を前に、自らの人生を思い返し天を仰ぎ見たジャンヌの体は、天高く舞い上がる。雲の上で彼女の前に現われたドミニク司祭は、字の読めないジャンヌのために、彼女の人生の記録を見せようとする。かくして二人の眼下に、ジャンヌの苦難の人生が甦るのだった…。
Staff
ロベルト・ロッセリーニ/Roberto Rossellini 監督/Director
ロベルト・ロッセリーニ/Roberto Rossellini 脚色/Adapted Screenplay
ポール・クローデル/Paul Claudel 原作/Original Work
アルテュール・オネゲル/Arthur Honegger 原作/Original Work
アルテュール・オネゲル/Arthur Honegger 音楽/Music
ガボル・ポガニー/Gabor Pogany 撮影/Cinematography
イオランダ・ベンベヌーティ/Iolanda Benvenuti 編集/Film Editing
Cast
イングリッド・バーグマン/Ingrid Bergman 出演/CAST
トゥリオ・カルミナーティ/Tullio Carminati 出演/CAST
ジャチント・プランデッリ/Giacinto Prandelli 出演/CAST
MATERIALS CONTAINING TITLE