イメージライブラリー所蔵の資料の芸術性や資料的価値を積極的に引き出していくために、テーマに沿って映像作品の解説を行うイメージライブラリー課外講座の記録。 第10回の課外講座では、映像作家・松本俊夫氏を招き、自作について語っていただいた。氏は50年代より創作活動を始め、実験映像、ドキュメンタリー、劇映画、ビデオアートなど様々なジャンルにわたって活躍、日本の映像芸術を常にリードしてきたパイオニアである。講座は二日にわたって開催し、一日目は本学黒坂圭太先生による解説、二日目は松本氏自身による解説、対談を行っていただいた。上映作品は「モナ・リザ」「エニグマ」「薔薇の葬列」「石の詩」「つぶれかかった右眼のために」。（本記録には上映作品本編は収録されていません。）