イメージライブラリー所蔵の資料の芸術性や資料的価値を積極的に引き出していくために、テーマに沿って映像作品の解説を行うイメージライブラリー課外講座の記録。 アメリカのモダンデザインの象徴といわれるイームズ・チェア。制作者はチャールズと妻レイのコンビである。彼らは新素材の利用と革新的なデザインで近代家具の歴史に大きな進展をもたらした。彼らは家具のデザインのみに留まらず、建築、映像制作の分野においても大きな功績を残している。幅広い視野と好奇心をもって多分野に活躍したイームズ。その様々な仕事に共通するクリエーターとしてのイームズの魅力を映像作品を通して探る。解説は本学柏木博先生、寺原芳彦先生。言及された映像作品は「ブラックトップ」「ハウス」「イームズ・ラウンジ・チェア」「おもちゃの汽車のためのトッカータ」「こま」「ファイバー・グラス・チェア」「ソフト・パッド」「パワーズ・オブ・テン」。