ヨハンナ・スピリ原作の児童文学『ハイジ』のアニメ化作品。1974年1月6日より放送が開始され同年12月29日（全52話）に終了した。ファンタジーやヒーローものといったテレビアニメが普通だった当時としては、画期的といえる海外へのロケハンによる徹底した写実描写が追求された。アルプスのアルムに住む祖父の元に預けられた少女ハイジの成長と、周囲の人々との交流を描く。 第37話のストーリー：すっかり明るさを取り戻したハイジは、ある日一通の手紙を受け取った。それは寂しい毎日を送っているというクララからの手紙だった。それを読んだハイジは、クララを山へ呼ぶことをおじいさんに相談し、返事を出すのだった。一方、ハイジが首を長くして待っていたヤギのシロの赤ちゃんが生まれる。しかし、赤ちゃんにつける名前を考えていたハイジに、おじいさんは意外なことを告げるのだった。