影絵を使ったアニメーション作家ロッテ・ライニガーが、アンデルセン童話『親指姫』をモチーフに制作したアニメーション作品。 森の美しい花から小さくて可愛い女の子が生まれ、親指姫と呼ばれた。カエルの息子の嫁にされそうになり泣き出す姫を魚たちが逃がすと、次に蝶も親指姫の乗った蓮の葉を引っ張り逃げる手助けをした。親指姫は夏の間、川辺の動物たちと楽しく過ごしたが、冬になり凍えて空腹だったのでネズミの家に居候をしていた。そこに金持ちモグラが現れて結婚を迫った。親指姫は嫌々モグラとの結婚を承諾するが、ツバメと一緒に飛び去り、暖かい南の国で妖精たちと楽しく暮らした。

作品キーワード：影絵アニメーション，切り紙アニメーション，蛙，燕