車輪の歴史
DAS ROLLENDE RAD
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影絵を使ったアニメーション作家ロッテ・ライニガーによるダイムラーのCF。ダイムラーとは乗用車、トラックの世界的メーカーである。 古代、人は岩から丸い石を彫り、「ころ」を考案して重い荷物の移動に用いた。「ころ」は車輪に姿を変え、古代の戦士や王の乗り物となる。ローマ時代には二輪馬車が登場し、戦の凱旋や競技に使われた。中世には車輪は商人によっ便利に使われ、後に革ベルトで衝撃を吸収する乗り心地を改良した旅行用の馬車が登場した。またロココ時代になると馬車以外にも簡単な車が出現した。1800年帝政時代には車輪の大きさや馬の数が改良され馬車の速度も早くなり、1830年代には駅馬車も登場する。さらに工業の発展に伴い、機械仕掛けの車が登場する。エンジンが開発され、歯車やベルトを使って動力を車輪に伝え、ハンドルで方向を操作できるようになった。これがダイムラーの車である。1885年以降、このようなスタイルの自動車がドイツの町を走行した。速度は20キロから30キロ、40キロと速くなり、タイヤに空気を入れたゴムが使われた。ダイムラーのメルセデスは品評会で好評を博した。
作品キーワード:影絵アニメーション,切り紙アニメーション
Staff
ロッテ・ライニガー/Lotte Reiniger 監督/Director
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