民族の祭典(オリンピア)<総集編>
Olympia
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第二次世界大戦前の最後のオリンピックとなった1936年のベルリン大会は、史上空前の規模のオリンピックであった。これは、ヒトラー率いるナチス政権が国家の威信をかけた一大イベントでもあった。この大イベントにあたって記録映画の製作が決定された。制作を依頼されたのは当時、ヒトラーの絶大な信頼を得ていたレニ・リーフェンシュタールである。彼女の目標は、単にスポーツ競技を記録することを超えて、躍動する人体のフォトジェニックな美しさのイメージを捉えることだった。多くの制約のある状況の中で、リーフェンシュタールはクレーンやエレベーター、飛行船ヒンデンブルグ号からの大俯瞰、地面に穴を掘ってまでのロー・アングル、望遠レンズの使用など、数々の技術を駆使して撮影した。撮影後は、18ヶ月の間単独で編集に取り組み、スローモーションやモンタージュなどの人工的な処理を多数試み、単なる記録映画から大きく踏み出した本作を完成させた。撮影された40万mのフィルムは最終的に「オリンピア」二部作(第一部「民族の祭典」、第二部「美の祭典」)にまとめられた。 本作はこの二部作を138分にまとめた総集編である。 LD「レニ・リーフェンシュタールの世界」、LD/DVD「民族の祭典/美の祭典(オリンピア)」には「オリンピア」二部作が収録されている。 ヴェネツィア国際映画祭ムッソリーニ杯外国映画賞受賞。
作品キーワード:プロパガンダ映画,スポーツ
Staff
レニ・リーフェンシュタール/Leni Riefenstahl 総指揮/Executive Producer
レニ・リーフェンシュタール/Leni Riefenstahl 監督/Director
ワルター・グロスコッフ/Walter Groskoph 製作/Producer
ワルター・トラウト/Walter Traut 製作/Producer
ヴィリィ・ツィールケ/Willy Zielke 撮影/Cinematography
ハンス・エルトル/Hans Ertl 撮影/Cinematography
ワルター・フレンツ/Walter Frentz 撮影/Cinematography
グツィ・ランチェナー/Guzzi Lantschner 撮影/Cinematography
クルト・ノイバート/Kurt Neubert 撮影/Cinematography
ハンス・シャイブ/Hans Scheib 撮影/Cinematography
ヘルベルト・ヴィント/Herbert Windt 音楽/Music
ジークフリート・シュルツェ/Siegfried Schulze 録音/Sound Mixing
ルドルフ・フィットナ/Rudolf Fichtner 録音/Sound Mixing
MATERIALS CONTAINING TITLE