ホセ・ルイス・ゲリン監督が暮らす1900年築の集合住宅。その4階の住人であったマネル・プラ・セーラという名の50代の男が、2008年1月21日に身を投げて自ら命を絶った。ゲリンは集合住宅の住人や近所の住人たちに取材をして、その男の生前の様子や事件当時の状況を聞き取って行く……。 ホセ・ルイス・ゲリン監督による中編作品。韓国の全州（チョンジュ）国際映画祭の企画で、毎年3人の映画作家がビデオ作品を制作する「チョンジュ・デジタル・プロジェクト」（デジタル3人3色）の第12回作品としてつくられた。同年にこのプロジェクトに参加したのは、ゲリンの他にクレール・ドゥとジャン＝マリー・ストローブ。

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