夫婦善哉

Meotozenzai

ジャンル Genre

日本映画/Japanese Film

製作国 Country

日本/Japan

公開年 Release Date

1955

作品分数 Runtime

120 MIN

カラー Color

B&W

オリジナル音声 Language

日本語/Japanese

概要 Additional Information

織田作之助の同名小説を豊田四郎が映画化。甲斐性のない男と、男の弱さに辟易しながらも離れられない女の腐れ縁を、昭和初期の大阪を舞台に描く。タイトルの“夫婦善哉”は、物語の最後に主人公夫婦が食べに行く法善寺境内のお汁粉屋の名物である。化粧問屋の跡取り息子柳吉は、妻子がありながらも曽根崎新地の売れっ子芸者蝶子に入れあげ、ついには駆け落ちしてしまう。そしてその事が父伊兵衛の怒りに触れ、勘当されてしまう。柳吉はすぐに生活に困るようになり、蝶子は臨時雇いのヤトナ芸者をして生活を支えることになった。それでも根っからのぼんぼん気質の抜けない柳吉は、蝶子の稼いだ金で遊び暮らしていた。そんな生活が続いた後、柳吉は妹から無心した三百円と蝶子の貯金をはたいて遊郭に関東煮屋を開き、ようやく商売に身を入れ始めた。しかし、その矢先、柳吉は病に倒れてその治療のために店を手放さざるを得なくなってしまう…。

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