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利用状況

生年月日

Date of Birth

1905/12/30
没年月日

Date of Death

1980/05/21
出身地

Birth Place

日本/Japan,東京都
経歴

Biography

父・留次郎は関西新派の俳優・東明二郎。自身は東明浩の芸名で7歳から舞台に立ち、独学で読み書きを覚え戯曲を書きはじめる。17歳で日活の俳優になり数本の作品に出演するが、監督を志し、伊藤大輔監督の「日輪」(1926年)で助監督を務める。その後片岡千恵蔵プロに入り、1928年、「天下太平記」で監督デビューを果たす。やがて股旅映画の頂点となるスタイルを完成させ、高い評価を受ける。自然風物の詩情あふれるリリシズムが彼の作品の特色とされている。1934年に、鳴滝組・梶原金八(三村伸太郎、山中貞雄など8人の合同ペンネーム)の一員となり時代劇に現代感覚を盛り込んで新風を起こす。1958年には「無法松の一生」でヴェネチア国際映画祭作品賞を受賞した。