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利用状況

鬼婆

鬼婆

Onibaba

ジャンル

Genre

日本映画/Japanese Film
製作国

Country

日本/Japan
公開年

Release Date

1964
作品分数

Runtime

100 MIN
カラー

Color

B&W
オリジナル音声

Language

日本語/Japanese
概要

Additional
Information

南北朝時代の末期、辺り一面にススキが群生している芒ケ原に、二人の女が住んでいた。戦に出た男を待つ母と、その男の嫁である若い娘だ。彼女らはそこを通りがかる落武者を殺し、その武器を売り捌いて生活をしてきたのだ。そこにある時、ひとりの男が現れ、夫が死んだことを告げると同時に、娘を誘惑し始める。戻らない夫の存在を埋めるように、娘は男との愛欲に溺れていく。二人の関係に怒り嫉妬した母は、狂気に陥り、落ち武者から奪った般若の面をかぶって二人の前に現れるのであった……。 新藤監督が「鬼婆伝説」に想を得て脚本を書き、民衆の自由奔放な生と性の迸りをダイナッミクに描いた作品である。なお「鬼婆伝説」は日本各地で伝えられているが、中でもよく知られているのが「安達ヶ原の鬼婆」(黒塚)だ。これは、自身の娘を誤って殺してしまった岩手という女が、発狂し、安達ヶ原を通りがかる旅人を血や肉を喰う恐ろしい鬼婆へと変貌するという伝説である。「黒塚」は能の演目のひとつとしても有名で、鬼女(鬼婆)のシテは、般若の面を着けて演技をするのである。

スタッフ

Staff

新藤 兼人/Kaneto Shindo 脚本/Screenplay

新藤 兼人/Kaneto Shindo 美術/Art Direction

新藤 兼人/Kaneto Shindo 監督/Director

絲屋 寿雄/Hisao Itoya 製作/Producer

能登 節雄/Setsuo Noto 製作/Producer

湊 保/Tamotsu Minato 製作/Producer

黒田 清己/Kiyomi Kuroda 撮影/Cinematography

南 とめ/Tome Minami 編集/Film Editing

林 光/Hikaru Hayashi 音楽/Music

大橋 鉄也/Tetsuya Ohashi 録音/Sound Mixing

岡本 太郎/Taro Okamoto デザイン/Design(タイトルデザイン)

菱沼 誉吉/Yokichi Hishinuma 照明/Lighting

観世 栄夫/Hideo Kanze 関連人物/Related People(能指導)

キャスト

Cast

乙羽 信子/Nobuko Otowa 出演/CAST

吉村 実子/Jitsuko Yoshimura 出演/CAST

佐藤 慶/Kei Sato 出演/CAST

宇野 重吉/Jukichi Uno 出演/CAST

殿山 泰司/Taiji Tonoyama 出演/CAST

荒谷 甫水/Hosui Aratani 出演/CAST

松本 染升/Somesho Matsumoto 出演/CAST

加地 健太郎/Kentaro Kaji 出演/CAST

田中 筆子/Fudeko Tanaka 出演/CAST

吉田 道紀/Michinori Yoshida 出演/CAST