少年時代からカメラをいじるのが好きで、蚤の市で手に入れた中古カメラで短編を作り始める。ソ連で制作した作品はフランスのテレビで放送された。1957年から60年にかけての対アルジェリア戦争のときには軍の映画班に入り10本ほどの短編を監督した。23歳の時プロダクションをおこし、長編第一作「Le Propre de l'Homme」を発表、以降は、独立プロを維持することもあって再び短編映画を作り始め、その総本数は400本を越したという。この間、フランスの自動車会社シムカのコマーシャルフィルムは、各国の映画祭で賞をとった。ルルーシュの演出手法はシネマ・ヴェリテ派に属しているが、ヌーヴェル・ヴァーグの中では異色の存在としてスタートした。1966年「男と女」はカンヌ映画祭でグランプリを獲得し、全世界で大ヒットした。